報告
思い出のクリスマスイブ ~第15回赤十字救急法競技会~
救急法の知識・技術の正確性を競う「第15回赤十字救急法競技会」を、横浜文化体育館で開催しました。毎年恒例となってきたためか、最高気温8℃というクリスマスイブでしたが、競技参加者412人、見学者150人、ボランティアと職員のスタッフ185人など、総勢780人が集い、大盛況でした。
三角巾で傷の手当てをする競技、傷病者を救急隊に引き継ぐまでの観察と手当をする競技、災害時を想定して多数の傷病者を仲間と助ける競技、心肺蘇生法の正確性を競う競技、の4種の競技を実施しました。
「たくさんたくさん練習しました」と目を輝かせて話す小学生、「参加者のレベルが年々高くなる」と気を引き締める壮年者など、大人も子どもも、初参加者も常連者も真剣勝負を繰り広げ、外の寒さを感じさせない熱気あふれる体育館でした。
大きな震災があり、事故防止や救急法への関心が高くなったためか、昨年度の1.5倍のエントリー数だった心肺蘇生法では、競技参加者の真剣さに、観客席の見学者も手に汗握る真剣な表情でした。
どのチームも遜色ない戦いでしたが、順位については以下のとおりです。
総合優勝:じゃいあんとゆかいな仲間たち(県立二俣川看護福祉高等学校JRC部)
2位:あんぽレンジャー(神奈川県安全赤十字奉仕団)
3位:BACCHUS(神奈川県安全赤十字奉仕団)
少年の部優勝:坂戸フレンズレスキュー隊(川崎市立坂戸小学校)
2位:うちの4姉妹(横浜市立中和田小学校)
3位:チーム タコタコ(横浜市立中和田小学校)
壮年部の優勝:あい・あい1(神奈川県視覚障害援助赤十字奉仕団)
2位:えびちゃんB(海老名市赤十字奉仕団)
3位:日赤ハヤマ(赤十字防災ボランティア第3ブロック)
三角巾競技1位:じゃいあんとゆかいな仲間たち(県立二俣川看護福祉高等学校JRC部)
2位:ヴィーナス衣笠(横須賀市赤十字奉仕団 衣笠分団)
3位:防ボラ第1ブロック南(赤十字防災ボランティア 第1ブロック南部)
救命応急手当1位:あんぽレンジャー(神奈川県安全赤十字奉仕団)
2位:第2ブロック(シルバー軍団)(赤十字防災ボランティア 第2ブロック)
3位:チームC(湘南学院高等学校)
災害救助競技:BACCHUS(神奈川県安全赤十字奉仕団)
2位:SOFT((株)日立製作所 情報通信システム社 ソフトウエア事業部)
3位:相模原レモンチーム(相模原市赤十字奉仕団 相模原分団)
心肺蘇生競技1位:横浜高校JRC部
2位:平塚市赤十字奉仕団
3位:辻堂ライフセービングクラブ
参加者からは、「次回も挑戦したい」「来年はもっと練習してきます」など熱い決意表明もいただきました。
多くの競技参加者、ボランティアスタッフに支えられて無事終了した救急法競技会。 改めて皆さまに感謝いたします。ありがとうございました。
次回は、平成24年12月2日(日)神奈川県立体育センター(藤沢市)でお待ちしています!